ラミヤー・クリシュナン

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minsaara poove Padaiyappa「パダヤッパー」(1998)
悪女ニーランバリとしてラジニと四つ相撲を取ってみせた。ラジニの父親役=シヴァージ・ガネーサンの遺作(タミル映画、以下同)。現在、tubeにはテルグ語版しかない。文化的損失だから、はやくタミル版をupしてほしい。極東からの切なる願いだ。

devotional Raja kaliamman(2000)
カーリーKali神になって。ラミヤー姐の踊りのうまさと怖さがよくわかる。HQ版

vaa masakaatre Kurumbu(2000)
ラミヤー姐は、南インドではもう、「流しの女神」のあつかいなのだ。

vanthem Panchatantiram(2002)
カマルハーサンKamalHaasanと共演のコメディで万能ぶりをみせる。ここでは訳ありのコールガール。赤いドレスはカマルの妻で、スィムランSimran(21世紀初頭のタミル映画トップ)が演じている。歌合戦からダンス合戦への流れがすごくおかしい。

 

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ラミヤー・クルシュナン ரம்யா க்ருஷ்ணன் Ramya Krishnan

67年バンガロール生まれ。バラタナーティヤムとクーチプーディkuchipudiの遣い手。U.Sステージツアー経験もある。
15才でタミル映画デビュー。'87のStradhauluでブレイク。何の役でもこなせる定評がある。パドミニらと同じく、5言語を用いて20年以上のキャリアで200本を超える作品に出演している。「パダヤッパー」で国際的にも認知された。
最近は映画出演のかたわらトーク番組の司会者もこなしている。

ラミヤー姐(と呼ぶのが、お約束)は、わがマードゥリー・ディークシットともKhalnayak「悪役」で共演している。もちろん悪の側。オープニングを踊る。それ以外にも悪の踊りをたっぷり見せてくれる。

ダンス能力の高さを見せてくれるのは、たとえばタミル映画 Kuchu('03)の pottu thakku
男の踊りは功夫片や武侠片の動きには結局かなわないのだが、この振付などは独自の可能性が感じられる。相手するラミヤがすごい。
恋人役の男優はSimbhu(Silambarasan Raajendar)で、まだ未成年というのも別の意味でスゴイ(犯罪?)。