ヒンディー・カッワーリー

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Barsaat ki raatのシャーマーShyama。カッワーリーQawwaliはパーキスターン、北インドでさかんなスーフィズムに源流をもつ歌謡。 

aj kyun hamse parda hai Sadhna(1958)
同作品のヴァイジャンティマーラーのムジュラーは、パドミニ・チューブにある。
カッワーリーは、見るからに楽しそうなところがいい。

nigahen naaz Barsaat ki raat(1960)
マドゥバーラー主演映画。(ウルドゥー、ヒンディー)
pechanta hu (ji chahta hai) 同
エミネム8 Mile のラップなど「おまえの母ちゃんデベソ」みたいな素朴なやりとりをしていたが、カッワーリーは歴史があるだけにクールだ。
na to karvan ki talash  同
勝戦。崩おれる歌手はShyama(wiki)、駆けつけるのはマドゥバーラー。

teri mehfil main Mughal e azam(1960)
「栄光のムガル帝国」。着色版。マドゥバーラーとニガール・スルターナーNigar Sultana(監督の妻)の歌合戦。(ヒンディー、ウルドゥ)

chandi ka badan Taj Mahal(1963)
Mughal e azamの次の代の話で、タージマハル建設秘話。
眉毛が太いのはミーヌー・ムムターズ Minoo Mumtaz 。

tumhe hushna deke Jab se tumhen dekha hai(1963)
歌手はアーシャー・ボースレー、ラター・マンゲーシュカル姉妹、ムハンマド・ラフィー、マンナ・デとプレイバックシンガーの代表格がせいぞろい。ダンサーはKumKum(wiki) と Shyama 。

hum kise kam nahin Hum kise kam nahin(1977)
ズィーナト・アマーンZeenat Amanとリシ・カプール。後半がみものだ。
ズィーナトは70年代の「新しい女」の代表格。留学した、最初にリアル・キスシーンをした。セミヌードになった。踊れないことをセールスポイントにした。

hum se koi aankh milaye Karmayogi(1978)
カッワーリーといえばこの人、レーカー。

pal do pal ka The burning train(1980) 
デリー-ボンベイ間のスピード新記録を狙う超特急車中オールスター映画。
音頭取りはジテーンドラJeetendra。

maula salim chisti Garam Hawa(1973)
このカッワーリーだけでも、いい映画なんだろうと想像がつく。
分離後、インドからパーキスターンへの移住を計るムスリム家族の運命を描いた作品だ。(ウルドゥ)

最初の女性だけのフィルミー・カッワーリーのひとつではないかといわれるのは aahen na bharliin Zeenat(1945)。
まだ印パ分離前で、ヌール・ジャハーンNoor Jehan(wiki)も歌っている。字幕版

dagh na lag jaye Mera naam Joker(1970)
珍しいパドミニのカッワーリー。ラージ・カプールの大作「私はピエロ」で、パドミニは男装していた。