パシュトー映画のムッサラート・シャーヒーン

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pa mastai kay da zwanai Nave Da Yo Shpay (1975)

dagha khushali da  Aab-e-Hayyat (1983)

da rasara su toqa (同)


ghotai sparri gulona (不明)
太いほうがムッサラートで細いのは妹のSawaria 。もちろん太いほうが人気。

ムッサラート・シャーヒーン Musarrat Shaheen はパーキスターン・パシュトーPashuto(Pukhto)映画の人。
パンジャービー映画のアンジュマンと同時代、7-90年代に活躍した問題女優だ。
決め技は、うしろに突き出した巨大なお尻。フェリーニが泣いて喜びそうだ。
パーキスターンの恥という人もいれば、過去の文化の尊敬すべきアイコンという人もある。

dum deka Multan Khan(1979 urdu)  
下品なパワーに満ちたムッサラートらしい踊り。

jisko yeh ank pilaye   Chalte Chalte (1979 urdu)


pa mastai kay da zwanai、da rasara su toqa と ghotao ghotai sparri gulona を歌っているグルナール・ベーガム Gulnar Begum は、パシュトーのプレイバックシンガー。
Multan Khan はウルドゥ映画で、歌手は Naheed Aktar 。
パーキスターン映画界は、ヌール・ジャハーンとか、味わいのある歌手が多い。

 

   <追記>

ムッサラートは引退後に政治家をめざし政党を結成した。まだ勝ったことはないが支援者が選挙運動で逮捕されたりすると警察署に行って「わたしが誰だか知ってるでしょ」とお尻を突き出してアピールし、釈放しないとヌードになると脅して解放させたことがあるという。

また近年、13年の選挙では超保守主義の宗教指導者と同じ選挙区に立ち、争ったが敗れた。記事

パシュトー映画はラーホールで製作され、ペシャーワル周辺や出稼ぎ者のいるウルドゥ、パンジャービー都市圏で上映されている。質は低く本数も少ないが、浮き沈みなく着実に「高い壁の家と銃をもつ髭男」の映画を産みつづけている。

 

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ムッサラートでいちばん有名な作品はHaseena Atom Bomb(1990)でカルト映画とされているが、お決まりの復讐劇だ。ただヒーローが悪を成敗するのに巨大な注射器を使用して採血する。映画館でギャーギャーいいながら見るのにはいいだろうが、モニターでは時間のムダ。ムッサラートはキャリア終期でダンスもキレがない。