市内や旧市街はトリヴァンドラムなみにチャリには向かないように見えるが、それでも目抜きを走る猛者はいる。
アナールカリー市場Anarkali Baazaarの入り口はBata shoesが目印で、自転車は北の旧市街入口ラーホール門手前まで走ってからまた逆走している。
アナールカリーの墓と呼ばれているものはもっと南西のラーホール博物館の対面あたりに位置し、そのかわりクトゥブッディーン・アイバクの墓がアナールカリー・バーザールの横にある。
バードシャーヒー・モスク南側を散歩している。たぶんGoPro使いで手ブレは修正されている。前記事のラーホール散歩者もGoPro持ちだが、ピストル型取っ手のせいで上下動が大きかった。
フードストリートはモスクの南側にあり、ヒーラーマンディーとも隣接している。おわりのほうでTaji Mahal Sweetsに入って軽食をとっている。
ラーホール門から旧市街をいったん出て、また北上してラーホール城に向かう。城に突き当って左折すればバードシャーヒー・モスクが見えてくる。
バイクのツレがいて道案内してくれる。up主はポロシャツにマウンテンバイクで明らかに旧市街では浮いているから、ガードもしているのだろう。
旧市街をラーホール門西のバーティー門Bhatti Gateから出て、周囲をぐるぐる回っている。どこだか見当がつかない。さすがに路地に入りこむことはできないようだ。走行も朝のうちだろう。
ディッリー門Delhi Gateから入りワズィール・ハーン・モスクMasjid Wazir Khanに。このあたりの地主だったムガルの宮廷医にちなむ。
旧市街は大須や鶴橋の数倍、大久保コリアタウンの数十倍の規模がある。ここは大須観音のようなものか。
キャナルロードはラーホールの北東から南西をむすぶ路で、メトロのオレンジラインと並行している。市内のメインロードなのだろう。高架鉄道であるメトロから見ると、ラーホールは緑の多い都市であることがわかる。地上ではこのように植樹されていた。歩道橋のデザインが東京よりいい。
キャナルロード
チャリは北から南に走っている。交通量は多いが8車線あるので自転車を楽しめそうだ。まんなかに運河をはさんで道が通っている。ラーホールはパンジャーブ五河のひとつラーヴィー川のほとりにあり、水が豊富で植生もゆたかなのだろう。
モールロードはShahrah-e-Quaid-e-Azam Roadの旧名で、いまでもこの名のほうがとおりがいいようだ。高裁や最高裁があって官庁街らしい。車も少なく自転車にもってこいだ。チャリングクロスとラーホール博物館のあいだを往復している。博物館ちかくでアナールカリー市場のBata靴店の看板が見える。
イクバールタウンは市の西部にあり、高級住宅街か。旧市街の倍以上の面積で人も車も少なく木々は繁り、散歩でもチャリでも魅力的だ。パンジャーブの川にも、いつかサイクリング道路ができることだろう。