今日のPars Today に、イランにおけるパラグライダーの様子という記事があった。それによると2020年8月に同国グライダーが「ケルマーンシャー州ナヴァークー山からテヘラン西部ガズヴィーン州アーブイェク郡までの連続441キロの飛行を達成」とあった。
ナバークー山はイラク国境のKuh-e-Nahangだろう。そこからカズヴィーン市東隣まで飛んだということだ。
イランのような山の多い国でこれだけ飛べたのは、ルートや風向きがよかったということだろう。
山脈のあいだを抜けられるコースがあるのは、イランでは限られた地域だ。カズヴィーンで止まったのは、カスピ海の熱風とアルボルズ山脈に押しもどされたか。
日本の最長距離が130kmなのは、山国の宿命といえる。そのかわり世界最長は600km台で、テキサスとか南アフリカなど広い平地をもつ場所だ。