モンゴル 南回り

 

 

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アブラール氏のいるウルギーは、南の赤線のはじまりあたりになる。北回りでも南回りでも行けるが、氏は南を選んだ。アルタイの寒さがこたえたのだろう。このところ腹具合がわるいようで、声も力がない。

しかし南をめざして出発したもののバイクが不調で、またウルギーに引き返した。ところが整備士が見つからないので、結局自分でエアフィルターを交換してまた南に向かった。

とちゅうトルボ湖に寄り道したが、その後は順調に走行できた。道はきれいに舗装され、大草原をつらぬく一本道はハリウッド映画の西部みたいでもある。

出発が遅れたので、この日はホブド(ホート)で一泊した。南下するにつれ暖かくなってきた。ウルギーはうらぶれた町だったが、ここは都会だった。

 

 

 

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ホブドからこの日はアルタイ市をめざす。赤印のところだ。アルタイ市はゴビ砂漠のはじっこだが、氏はそこから北に向かうつもりなのでゴビとの出会いはそれが最後となる。

出発してすぐ寄り道してハルウス湖に寄る。琵琶湖の三倍弱でとても大きいが、それでもモンゴルでは三番目になる。道はあいかわらず大草原をつらぬいている。

アルタイ市には夜たどり着いたが大きな町でカラオケバーもあり、そこで食事を取った。