くるり 第二話

 

第二話では胸焼けしていた親切仕様のナレーションも消えて、ふつうのドラマになっていた。そうなるとこれは24才女性の自分さがしの話だとわかった。記憶喪失設定をのぞけば何ということもない語り口だが、生見の演技で感じよく観ることができる。ともさかりえが出てきて、ひさしぶりだがあいかわらず口が曲がって元気そうだ。男三人も役柄にはまっている。

生見のとなりにいるのは、第一話の正社より有能な派遣社員だ。この人も説得力があると思っていたら、恋せぬふたりに出ていた菊池亜希子で第二話でも思わぬかたちで再登場した。ラストはまた不穏な終わりかたとなり、継続鑑賞ときめた。ただこの話の規模だと、展開が止まって中盤で失速するか。

 

366日はゴードンが寝たきりのようで、リタイアすることにした。