五月雨

 

谷崎の卍は女子同士の恋愛の高揚は最初のほうだけで、あとは社会の重圧が卍固めのようにのしかかってくる話だ。昭和初期で堕胎罪も、親の承諾なしに結婚できない定めもあった時代だから有閑階級の恋のたわむれは泥沼のようになる。

だから戦後の映画化にさいしては、ロミーとジュリエットのエロの部分を拡張して描かれる。「ロボゲイシャ」の井口昇による作品化もあるくらいだ。未見だが、乳首ドリルとか登場するのかもしれない。

 

これを岸井と浜辺でやってもらいたいのだが、当然、和服と格調をもって再建する。その際、どちらが年上の役でもよいところがこのペアの面白いところだ。

 

 

 

仮面ライダーに思い入れがあるわけではないが、昨日出た予告編を見たら映画館に足を運ばないわけにはいかない。腰にホルスターもつけている。

 

 

はじめてのアクション作品でもある。これこそ待ち望んでいた画だ。

 

 


パンドラは今回も快調だった。VRゲームが引き起こす連続自殺事件の捜査だが、仮想空間と現実の画面の編集がうまくいっていた。ただ制作は困難なようで前回は前フリと予告が長すぎたが、今回は不自然さはなかった。

 

 

 

今田は嫉妬に狂ってしまってどうしたものか。次回からは第二章で、後輩として石井杏奈が登場するので演技に期待したい。ふつうのオフィス・ドラマになったらもったいない。