こんどは純粋に、浜辺視点の典子物語として見てきた。やはり、歴代でもモスラ対ゴジラと一二をあらそう作品だ。浜辺にとっても代表作になった。公式でもいろいろ画像がでてきたので、貼ってみたい。
最初はボロボロの被災者として登場したので、だれかわからなかった。
浜辺と神木の会話は、ゆりやん・河本の昔の邦画コントみたいで時代を再現していた。
落ち着いた生活をとりもどす。
ひろった子も順調に成長する。
銀座に勤めも見つかる。
いちばんのアクション場面。
こうなったら逃げるしかない。
帝国海軍残党対ゴジラみたいなローカルな話が海外市場(ことに中国)で受けるとは思えないが、浜辺美波の焼け跡闇市映画としてゴジラ史では傑出した作品であることはまちがいない。ラストは海底でなく、首筋のアップで終わればよかった。言ってもしょうがないが、こちらのほうが普遍的な物語になる。
共演者たちも、ちゃんと自分の仕事をこなしていた。神木隆之介は「妖怪大戦争」のころは叫んでいるだけで可愛かったが、大人になるとすぐれた役者になっていた。