GO HOME 第二話

 

キャスティングがよく、脚本演出編集が適切で撮影もちゃんと地方ロケをしている。1時間近くがあっという間で、しかしきらきらひかるのような余韻が残るわけではない。前番組の花咲舞と同じで、地上波ドラマ制作が健在なところは見せている。小芝風花が目当てで見はじめたが、小芝ひとりがヒロインとして前面に押し出されている感じではない。

身元捜査といっても犯罪がらみというより、人情ばなしが主眼だ。この相談室は実在のようで、チームも雰囲気がいい。今回は片岡鶴太郎萩原聖人が、ヴェテランの力量で物語をささえた。