銀座伊東屋 昭和9年(1934) 8月2日、新しく雇った下女の老婆が山の手の坂道におどろいて暇乞いして去ってしまった。(おそらく崖下の貧街から通っていたのだろう。) 8月3日、「近年銀座通には種々なる浮浪人無頼漢徘徊せり。衰世の状況推して知るべし。」 8…
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