人民網に淘宝でウルトラマンが人気との記事があった。いまの奥特系列の汎神殿はふくれあがって、だれがだれやらわからない。
しかしハヌマーンが欠けているのはわかる。日タイ合作映画ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団の主人公だ。宇宙人ではないかもしれないが、非業の死をとげたタイの少年をウルトラの母が超人として蘇らせたのでファミリーの資格はあるはずだ。
このハヌマーン、タイではアヌマーンは踊りを踊るし悪人は容赦なく殺すので、だいぶ性格はちがっている。空を飛ぶとき もウルトラふうでなく、風神のように飛んでいく。
映像はウルトラ映画やハヌマーン映画をモンタージュしたものだ。タイではラーマーヤナはRamakienとして再創造され、ハヌマーンの比重が大きい。太陽神スーリヤとのエピソードなどは残っている。
顔は怖い
しかし画像検索すると、いまのタイで人気なのは圧倒的にウルトラ版のほうだ。映画だとウルトラ一族は仏の眷属のようだった。
2012年に公開されたCGアニメ ตัวอย่างหนัง Yak:The Giant King
これは戦争で崩壊した世界を、記憶を失ったロボットのラーヴァナとハヌマーンがさまよう話だ。二体は製作者のラーマを探して旅をかさねる。手前がハヌマーン。