シャーヒダ、ソーニヤー、アンジュマン、サーイマ
taubah taubah (Haseeno Ki Baraat 1992 パーキスターン)
この当時の代表的踊り手が勢ぞろいしている。シャーヒダ・ミニーShahida Mini 、ソーニア・ハーンSonia Khan は初顔だ。
右側がパンジャービー・ヒロイン。パンジャービー映画の客は、男が大女にぶっとばされるところや悪党の顔のクローズアップを見るのが好きだったようだ。左はアイテム・ダンサーになる。
taubah taubahでは白いドレスがソーニヤー、ポニーテイルがシャーヒダ、黒革ジャンのサーイマ、白の袖なしはアンジュマン。
chan mera makhna (Babra 1992)
シャーヒダは名のとおり小柄なので、動きがきびきびしている。
Shahida Mini compilation を見ればシャーヒダ・ダンスがよくわかる。いつも達者で観客の期待を裏切らないが、踊りでなにかの性格や場面を描くわけではない。
シャーヒダは子供歌手として経歴を始め、映画をしりぞいてから歌で盛名をえた。ヌール・ジャハーンと同じメロディー・クイーンの敬称で呼ばれている。
piya ghar aya カッワーリー名曲をステージで歌う。
シャーヒダはシーアらしく、自宅で開いたムハッラムmuharram行事がニュースになっていた。フサインの死を悼んで慟哭している。
ソーニヤー・ハーン
chu na chu mera badan (Aan 1993)
ムジュラーとはいうものの南インドふうの振付を完璧に演じている。ソーニヤーはパシュトゥーンで、パーキスターンの代表的喜劇俳優であった Rangeela との縁で子役として映画界入りした。結婚してノルウェーに移住し早くに活動停止したが、2016年にTVドラマで復活した。