春の感謝祭(12)

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Vennira Aadai Nirmala ニルマラーは、デビュー作  Vennira Aadai (1965 タミル)の名を冠して呼ばれている。これは同作が大ヒットだったのにあやかったものらしい。ただし主演はジャヤラリターで、 Vennira Aadai は夫に先立たれた妻が着る白衣を意味する。

 

また同時代にヴィジャヤ・ニルマラー Vijaya Nirmala がいたので区別したかったのかもしれない。いつもジャヤラリターの二番手だったように見える。wikiによれば MGR は一時期、ニルマラーを政治的後継者にするつもりだったという。マラヤーラム映画では Usha Kumari と、ありふれた名で出演している。

 

それはそれとしてこの人もバラタを修め、Aathi Parasakthi ではジャヤラリターに引けをとらない踊りを披露している。

 

osai kodutha nayakiye (Gnana Kuzhandhai 1979 タミル) のパールヴァティが見事だ。

 

gokulathil oru iravu (Thunaivan 1969 タミル)では器用なところを見せる。

ただ現代ものでジョーティラクシュミあたりがアイテム・ソングで出ていると、 上手なアマチュアに見えてしまう。 ジョーティ のようにハレンチに、エグく、えげつなく踊れないからだ。

 

Vennira Aadai Nirmala 記事 親が映画製作者だったとのこと。

 

映画 Vennira Aadai は、ジャヤラリターが濡れたノースリーヴで踊ったため成人指定になった。ジャヤはこの年、テルグでも ANR作品で成人指定をくらっている。