血鸚鵡

 

楊菁菁出演の血鸚鵡 (1981)は邵氏電影末期の爛片で、一部ではカルト的なあつかいを受けている。刺激の強い映像をチャカチャカつなげていくスタイルは、香港ニューウェーヴのさきがけともいわれる。監督は中国超人インフラマンで日本でも知られ、のちに人皮燈籠を撮っている。

血鸚鵡は過度なエロと超過度なグロがつるべ打ちで、まったく視聴はおすすめできない。特に食事中。

魔血から生まれた血鸚鵡に出会うと、三つの願いがかなうとされる。侠盗の白彪と娼伎の梁珍妮が鸚鵡を探す筋立てだが、脈絡なく謎の人物が登場しては次々と死んでいく。

梁珍妮は半身着衣で半身裸の、アシュラ男爵のような格好で登場する。中国記事でも修羅男爵と書かれている。

 

 

楊菁菁は人面皮の刺繡が趣味で、それをフリスビーのように投げて武器にしている。