武林聖火令 (1983) は楊菁菁出演の古装武侠片だが、神通力の闘いなので武術の出番はあまりない。聖火令とは明教(マニ教)の聖笏で、所有すれば江湖で無敵となる。なーんも考えていない無厘頭映画のはしりとされる。
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8分要約
聖火令は金庸の倚天屠龍記が初出で、武林聖火令はオリジナル脚本の粵語片として1965年に映画化された。83年版はあらすじを踏襲し、視覚効果は派手になっている。
楊菁菁は聖火令継承者夫婦の娘だが、幼いころ両親を殺され武器ともども仇に捕獲され育てられた。
味方と知らず金蛇童子と戦う。
時は満ち、霊力が最高となるとされる18才のとき聖火令の奥義をきわめる。
育ての親が仇であることを知り、もう一本の聖火令をもつ兄と力をあわせ陰陽合体の力で敵を倒す。悪人を血鸚鵡の白彪とドラマ版東方不敗の劉雪華が演じている。