これまでもラージャシュリーとヴィジャヤラリタの区別がつかなくて困っていた。なんとか決着をつけたいと思ったが、あきらめることにした。顔や体つきが似ているしどちらも踊りが上手い。ウェブ画像やyoutube映像でも取り違えていることがあるので、インド人にとっても識別はむずかしいようだ。昔の人たちは Aggi Veerdu などで共演させているが、見分けがついたのだろうか。
これにはメイクの流行なども関与しているだろう。眉と目が強調されている。ツケボクロもそれぞれ付けていたりする。
実は前回のヴィジャヤラリタ記事も、冒頭画像とダンスナンバーをラージャシュリーと混同してボロボロだったので修正した。しかしサムネは直せないのでそのままになっている。(これも修正した)ふたりのネット画像は要注意だ。
ヴァイジャンティマーラーにも寄せているのだろう。
この顔が現れたら50年代はヴァイジャンティ、60年代はラージャシュリー、70年代はヴィジャヤラリタと考えればいいかもしれない。
ラージャシュリーは子役から芸歴が長い。1960年にテルグでヒロインデビューした。もっぱらお姫様役だった。ヒロインはヒーローといちゃいちゃするのが役回りで、ダンスナンバーに恵まれたとはいえない。
62年にはマラヤーラム映画にGracyの名で主演し、あちらではその名で活動した。
Chandra Kumara (1963 カンナダ)
Sri Sri Sri Maryada Ramanna (1967 テルグ)
1968年はヒンディー映画 Payal Ki Jhankar に主演しヒットした。
ここではラーニーとバトルしている。この手の闘いは相手が気絶して決着がつくが、この場面ではひねりがある。
Aggi Veerdu (1969 テルグ)ではお姫様で、ヴィジャヤラリタは魔族の女王だった。
ちなみに同作品でのヴィジャヤラリタの踊り