Payar Ki Jhankar (1980 ヒンディー) のKomal Mahuvakarはこんな感じのひ弱そうな少女だったから、その後を追ったら水がしたたるネエちゃんになっていて驚いたものだ。
おきまりの雨に濡れたサーリー姿は Salem Vishnu (1990 タミル) の一場面だった。チョーラ朝と超ヴィクトリア朝の規範が混在した、倒錯したエロがインド映画の味わいだ。
Payar Ki Jhankar 以後、1986年の Nagina あたりまでヒンディー映画に出ていたが脇役が主だった。Nagina では、蛇女とむすばれるリシ・カプールの見合い相手だ。
そのころから南に進出してRoopini (Rupini)の名でヒロインを演じるようになった。
Manithan (1987 タミル)
(Manithan)
このころには萌えでなく、インド映画の求めるおとなの女になっていた。踊りはあいかわらず上手いので、つきまといイチャコラの対象だけでなく手綱をとるナンバーも多い。
En Thangachi Padichava (1988 タミル)
Gramathu Padalgal (1989 タミル)
Enna Petha Raasa (1989 タミル)
Neenu Nakkare Haalu Sakkare (1990 カンナダ)
サウス各映画界のおもだったスターたちとは、すべて共演している。
同上