身毒秘宝館(3)

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9年前に亡くなった画家のM.F.フサインが、激烈なマードゥリー・ファンだったことはよく知られている。 Hum Aapke Hain Koun ..! が公開されたときは、映画館を貸し切りにして上映を楽しんだ。マードゥリーを主人公にした映画 Gaja Gamini (2000) までみずから監督してしまった。1997年の Mohabbat では展覧会を舞台にゲスト登場している。

 

インドでもっとも有名な画家といわれながら、攻撃にさらされつづけた。女神やバーラト・マーターをヌードに描いたということでヒンドゥー右翼に襲撃された。監督した映画 Meenaxi (2004) の noor-un-ala-noor  の詞が冒涜だとして、イスラーム団体から訴えられた。2006年には訴訟件数が数百にのぼり、ついにカタールに亡命しそこで市民権を獲得している。

 

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フサイン画:バーラト・マーター

 

インダス文明の昔から身毒は裸のイメージを創造してきたし、文化遺産となっている。世界でいちばん金持ちだったころの天竺は、タンブラーのアホなAIのようにはヌードを排除しなかった。

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インダスの踊り子

 

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女神 Chinnamasta

 

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カジュラーホー:ヤクシー

 

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belur chennakeshava temple:鏡をのぞくアプサラー

 

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Raja Ravi Varma (19世紀) 画:クリシュナ

 

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サラスワティー

 

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ゴープラム塑像

 

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カーリー