ラーホール・メトロ カラーチー・ドローン ケーララ・コロナ

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Dawn

先月の25日に、ラーホールに国内初のメトロが開通していたのだった。といっても地下にもぐるのは一瞬で、高架鉄道にあたる。

オレンジ・トレインと呼ばれ、ラーホールの北東と南西を27km結んでいる。総武線三鷹から小岩あたりの距離に相当する。東京なら区部をまたいだことになる。こののち、南をつなぐ線(青)と、空港線(紫)も計画されている。

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開通直後の映像ではけっこう混んでいるが、初物好きの人らも多いのだろう。いずれ通勤地獄の蓋が開くかは不明だ。

長い投稿だと、昼中は案外すいている。中国語の案内があるのは中国の援助でできたからだが、中国人市内居住者も一定数いるのだろう。農産物の買い付けなど行っていそうだ。薬神のように精力剤を爆買いしているとか?

 

 

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ついでにカラーチーのドローン空撮があったので貼っておく。ラーホールが1100万人、カラーチーはパーキスターン第一の都市で1600万人を数える。2200万人との数字もあり、ムンバイーと肩を並べる。

人口密度はラーホールの半分になる。カラーチーは市域が広いのがありありとしていて、高層建築も多く大都会だ。google mapで見ても、ムンバイーのようにスラムの屋根が目立つわけではない。土地が広くて余裕があるのだろう。ただ足元は脆弱で、雨が降ると水害や衛生問題が生じるようだ。

 

前にケーララのティルヴァナンタプラムを探索したが、あちらは地方都市の感じで緑が多いのが好ましかった。コルカタなど市内映像はさすがに大都会で、椰子の街とはケタが違っている。

ケーララのコロナ感染者が最近国内2位に上がり、パンデミック初期の優等生がどうしたのかと思っていた。人口は少ないのだから、けっこう問題だ。

国外国内帰郷者が数字を押し上げたようだが、ティルヴァナンタプラムはそれほど上昇しているわけではない。コチ周辺とか交通のさかんなところで拡大しているようだ。1日6万件と国内比でも検査数が多いこと、死亡率が低く回復率が高いのはケーララらしい。医療はまだ安定している。また10月が山場で減少傾向にある。他州の減少率のほうが高いのだろう。先のことは何もわからないが。