第一話、寝起きの顔がひどかった。
第二話のこれもひどい。
最終回は地震に便乗してメディア論もいれて、まんべんなく人が出入りするよくまとまった感動的な回だった。このドラマに、そういうのを求めていたわけではないが。刑事ドラマで警察論をされても。
にくまれ口をたたくのは、終わるのが惜しいからだ。
もっぱら口の動きを見ていたが、西村まさ彦の「俳優入門」によるとあごの蝶番の下の動きが重要なのだそうだ。ただし舞台のワークショップで教えていることだという。
素人なので見てもよくわからないけれども、バイキング西村の口の動きがいちばん活発だった。口舌も達者で、ステージ芸人として鍛えられているのだろう。TVドラマだと、オペラ歌手のようにいそがしい口周りは滑稽な効果を生んでいた。
小芝のつぎの出番は、成田凌との共演になるようで楽しみだ。