春の感謝祭(21)

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K.R.Vijaya の父は軍人で、退役してから劇団の役者になった。娘のヴィジャヤの映画界入りを望み、12才の1960年にバックダンサーとして初出演している。
初の大役は1963年の Karpagam でタイトルロールを演じた。以後、南のスターすべてと共演し500本以上に出演した。

 

pavazha kodiyile (Panam Padaithavan 1965 タミル)
MGR映画のヒロイン。幻想シーンでタージマハルの頂に飛ぶ。

 

swagatham suswagatham (Sri Krishna Pandaveeyam 1966 テルグ)
NTRがクリシュナとドゥルヨーダナの二役を演じた。右は Ratna でヴィジャヤはルクミニ役。

 

Anarkali (1966 マラヤーラム)
「アナールカリーの帽子」で紹介した。歴代ではいちばんセクシーだ。

 

vanita tanantata tane  (Paramanandayya Sishyula Katha 1966 テルグ)
ジャヤマーリニの Guru Shishyaru (1981 カンナダ)のオリジナル。L.ヴィジャヤラクシュミが悪女、K.R.ヴィジャヤはマンジュラの演じたアプサラー役だった。L.ヴィジャヤラクシュミが主の場面だが、バトルでひけをとらないのはすごい。

 

thedinen vanthathu  (Ooty Varai Uravu 1967 タミル)
こんなふうに踊れるのは、ほんとに上手いからだ。

 

Alluri Sitharama Raju Drama  (Asadhyudu 1968 テルグ)
クリシュナ主演のジェームズ・ボンド風味の映画だ。劇中でなぜか革命ミュージカル「アルーリ・スィーターラーマ・ラージュ」が演じられ、それを観劇するヴィジャヤ。クリシュナは前々回記事で紹介した1974年の Alluri Sitharama Raju と同じメイクなので混乱する。あちらはカラーだ。

 

odi odi uzhaikkum (Nalla Neram 1972 タミル)
象の曲芸。こういうサーヴィス精神でMGRは人気を得たのだろう。

 

thiruchandurin kadalorathil  (Deivam 1972 タミル)
ムルガンの神渡り。歌う僧侶の右側はセンディル。

 

saraswati lakshmi parvati (Mupperum Deviyar 1987 タミル)
緑のパールヴァティがヴィジャヤ。Sujatha と Lakshmi も演技派として高い評価を受けているが、こうやって踊れるのがえらい。