ラヴィ・ヴァルマとアプサラーたち

ティロッタマー Tilottama

 

ラージャ・ラヴィ・ヴァルマは、インドを題材に古典から市井まで幅広く描いている。なかでも天女アプサラーたちは姿態が自由だ。当時ドイツから輸入されていたヌード写真に対抗したともいわれている。

ティロッタマーはマハーバーラタでは、ブラフマーの望みによって最良の素材から生み出された。神もアスラも夢中にさせたといわれる。

 

 

ウルワシー Urvashi

 

もっとも名高いアプサラーでリグヴェーダに登場し、プルーラヴァス王 Pururavas の妻となったが後に夫の懇願を振り切って天に去ったとされる。

 

 

昇天するウルワシー

 

 

サティヤヴァティー Satyavati とシャーンタヌ王

 

漁民の娘だが、地に落とされたアプサラーの子ともいわれる。クル国王のシャーンタヌと結ばれ、パンダヴァ一族の祖となった。

 

 

サティヤヴァティー

 

最初はMatsyagandha魚臭い女と呼ばれていたが、仙人と結ばれ芳香をさずけられた。その匂いがシャーンタヌを引き付けたとされる。

 

 

球遊びするモーヒニー Mohini

 

ヴィシュヌのアヴァターラで、バースマスラ退治が名高い。

 

 

ヴァリニ アプサラーのひとり